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2015年12月19日

うつ病に保険適用の新治療法とは

うつ病を含む精神疾患は、国民病の一つに数えられ、国の調査によると患者数は70万人を超える状況です。

うつ病は、強いストレスなどで気分が落ち込み、日常生活に支障が出る心の病、心の風邪などと
言われています。

治療は薬物療法が中心でしたが、近年、新たな治療法が登場してきているとのこと。

それが、医師との面接を通じて治療する「認知行動療法」です。
治療の有効性が認められ、2010年4月からは健康保険が適用されるようになりました。

◆認知行動療法とは
認知行動療法では、面接を1回30分以上、原則16回実施します。
※かなり時間をかける治療法ですね。

その中で、生活のリズムをつけながら行動を通して気持ちを活性化させたり、思考記録表(コラム)という用紙を用い、自然に湧きあがってくる偏った考えを、現実に沿ったバランスの良い考え方ができるよう手助けしたりして、問題を解決していく方法です。

うつ病が軽い人は、自分で認知行動療法を試してみることもできます。




◆うつ病患者、飲酒で自殺リスク高まる可能性
うつ病患者はアルコール依存症などの割合が高く、中でも40〜50代の男性の3分の1は飲酒状態に問題があることが、厚生労働省の研究班が昨年まとめた調査で初めて判明しました。

調査の中心となった自殺予防総合対策センターの松本俊彦副センター長は、「飲酒によって自殺リスクが高まる可能性があり、対策はうつ病だけでなく飲酒の問題も視野に入れる必要がある」と
指摘しています。

せっかく「認知行動療法」を実施しても、飲酒で生活のリズムも狂ってしまうことでしょう。
うつ病患者にはなるべく飲酒をさけるような工夫も必要のようですね。

★有料ですが、うつ不安ネット(http://cbtjp.net)では、悩んでいる内容を書き込むと、認知行動療法を
体験できます。
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posted by 元気ナース at 20:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月22日

うつ病 治る 最前線

2012年12月21日の、WBSワールドビジネスサテライト[治る 最前線第18回「急増するうつ病患者を救え」]で、光トポグラフィー検査やTMS経頭蓋磁気刺激法のことが放送されました。

精神科は実習で一週間ほど経験しただけで、私の最も苦手とするところです。
脳天気で鈍感な私には、精神科の微妙な心理の変化など、理解できないのです。

しかし、専門家でも、うつ病と双極性障害、総合失調症などの区別はむずかしいのだそうです

光トポグラフィー検査
・うつ病と双極性障害(そううつ病)の区別は問診だけでは難しいが、光トポグラフィー検査という、
前頭葉の血流量を測ることで 視覚的に区別できるようになった。

・光トポグラフィー検査は、電極がたくさんついた検査用の帽子をかぶり、頭に近赤外腺を当てて、 言葉を考えているときの前頭葉の血流量の変化を測定するもの。

・病気別の血流量の変化
健康人:言葉を考えると すぐに血流量が増える
うつ病患者:血流量は ほとんど増えない
双極性障害者:血流量は ゆっくり増える

・検査時間 約5分で、結果はすぐ分かる。

・検査費用 自由診療で 13,000円

・番組取材協力病院
日本医科大学千葉北総病院
千葉県印西市鎌苅1715 電話0476-99-1111

国の先進医療として光トポグラフィー検査を実施している病院 現在19病院(2012年12月21日現在)

群馬県 群馬大学医学部附属病院
東京都 東京大学医学部附属病院
東京都 国立精神・神経センター病院
大阪府 近畿大学医学部附属病院
鳥取県 鳥取大学医学部附属病院
山口県 山口大学医学部附属病院
栃木県 自治医科大学附属病院
東京都 東京都立松沢病院
福島県 公立大学法人福島県立医科大学附属病院
新潟県 医療法人楽山会 三島病院
千葉県 学校法人日本医科大学 千葉北総病院
京都府 独立行政法人国立病院機構 舞鶴医療センター
島根県 島根大学医学部附属病院
東京都 東京警察病院
石川県 金沢医科大学病院
東京都 昭和大学医学部附属東病院
奈良県 奈良県立医科大学付属病院
香川県 医療法人社団以和貴会 いわき病院
大阪府 大阪医科大学付属病院 12月21日 新
厚生労働省ホームページより 

TMS(経頭蓋磁気刺激法)

・経頭蓋磁気刺激法は、薬で改善が見られない患者さんへの新治療法として注目されている。
・脳の機能が弱っている部位を直接磁気で刺激して症状を改善するもので、以前も放送されたことがあるが、
アメリカでは、劇的に改善されたという報告が数多くある。

・日本では杏林大学医学部付属病院が試験的に実施している。

・実施方法は 約40分間、電流で3000発の磁気刺激を前頭葉に、週5回、4週間与える治療法。

・この治療法により、前頭葉の血流量が増えて症状が改善する。

☆TMSはまだ日本では試験段階のようですが、徐々に広まることでしょう。

番組取材協力病院
杏林大学医学部付属病院
 東京都三鷹市新川6丁目20-2 電話 0422-47-5511

関連詳細記事>>うつ病は脳の病気 あさイチ 

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posted by 元気ナース at 18:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | うつ病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月04日

うつ病は脳の病気 あさイチ

NHKあさイチ、うつ病治療の新常識で、うつ病は脳の病気であることが分かったとのこと。
うつ病は今まで心の風邪と言われて、心の病気とされていました。薬を飲んで休めば治ると思われていたのです。でも、約3分の1の人たちには薬が効かないのです。
★3分の2の人に薬が効くというのは、かなり良い成績とは思います。
それが脳科学の進歩によって、うつ病の正体がわかってきたというのです。

うつ病の薬が効かない原因の一つと問題点
双極性障害(いわゆる、そううつ病)なのにうつ病と診断されている人が4割もいる。
・気分がうつ状態で受診する人が多いため誤診につながると思われる。
・うつ病と診断されて、抗うつ薬を飲み続けると、気分を高める薬の作用で、衝動を起こす危険性がある。(だからといって、自分の判断で薬をやめるのは大変危険です。)

◆正しい診断のための光トポグラフィー検査【NIRS(ニルス)】 
・光トポグラフィー検査によりうつ病と、うつ病に似た「双極性障害」や「統合失調症」を見分けることができる。
・検査方法は、頭に近赤外線を当て、脳の働きを血液量の変化から調べる検査方法です。
 患者が質問に対し思い浮かぶ言葉を答えると、その間の血液量が変化し、診断できるとのこと。
・光トポグラフィー検査は、国の先進医療に承認され、全国14か所の医療機関で実施されています。
・費用は多くの施設で13,000円です。
・厚生労働省 先進医療を実施している医療機関の一覧
ホームページ:http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan02.html
この中で、4月4日現在、75番目に表記されている「光トポグラフィー検査を用いたうつ症状の鑑別診断補助」の欄に掲載されています。
・番組で紹介された病院は、日本医科大学千葉北総病院と 山口大学医学部附属病院でした。

磁気刺激による治療 経頭蓋磁気刺激【TMS】
・薬の効かないうつ病患者に7割程度効果があるという、アメリカで実施されている治療法です。
・強力な磁気を発生させる機器を、頭の前の左のほう、DLPFCと呼ばれる部分に当て、脳を直接刺激します。
・1回の治療は40分ほど。症状が治まるまで毎日通院します。(番組ではひと月程度でした)
・回復しても月1回は通院してその状態を保つ必要がある人が多いです。
・アメリカでは、この治療は2008年にFDA(アメリカ食品医薬品局)にうつ病を対象に承認され、
保険が効き、現在全米400か所の医療機関で実施されています。日本人も治療を受けられますが保険はきかないそうです。

磁気刺激による治療が効果的な理由
・うつ病は脳のへんとう体の暴走と考えられていて、へんとう体のブレーキの役割をするDLPFC(背外側前頭前野)を磁気刺激すると、へんとう体の暴走が止まり、うつ病の症状が治ると考えられています。
・へんとう体は不安や恐怖・悲しみなどの感情を生み出す場所です。
・明らかではないですが「双極性障害」についても効果があるという研究があるそうです。
・「統合失調症」については、認知機能障害に対してはあまりいい結果がありませんが、幻聴に対しては効果があるという研究があります。
・日本では磁気刺激は治療としてではなく、安全性や有効性を確かめる研究の一環として行われています。
・4月(早ければとのこと)から経頭蓋磁気刺激(TMS)の臨床試験を行う予定の病院は
杏林大学医学部付属病院です。

★アメリカの様な先進国で実施されているのなら、すみやかに日本でも取り入れて欲しいものですね。
★今やうつ病患者は100万人を超え、まだまだ増え続けるというのも問題です。原因は何なのでしょうか。
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posted by 元気ナース at 11:43 | Comment(0) | うつ病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月13日

ここまで来たうつ病治療 NHK

NHKスペシャル ここまで来たうつ病治療をみて、2010年に同じくNHKスペシャルで放送された脳卒中リハビリ最前線を思い出しました。

東京慈恵会医科大学病院の安保雅博(あぼまさひろ)先生が開発した磁気刺激治療法で、
脳を刺激し、脳卒中で10年間も動くことがなかった患者さんの腕が動き、初孫を抱くことができたという感動のお話だったと思います。

脳科学の進歩で、うつ病も脳を磁気刺激することで治すことができるようになったというのです。
なんとなく、SFの世界に入りこんだような気分です。

これから先、脳科学のさらなる発展により、脳刺激の効果が細部まで分るようになれば、他の色々の病気にも効果が期待できることでしょう。
反面、悪用されれば、SFの世界のように磁気などによって、脳がコントロールされるという恐ろしい事態も起こるのではないかと少々不安でもあります。

★うつ病は、側頭部にある背外側前頭前皮質(DLPFC)(物事の判断や意欲をつかさどる)の働きが弱り、へんとう体(悲しみ、恐怖、怒り、などのマイナスの感情をつかさどる)が暴走してしまう病気とのこと。
うつ病は脳の病気だったのですね。

へんとう体とDLPFCをつなぐ25野を磁気刺激するとへんとう体の暴走にブレーキがかかり、DLPFCも元気になるのだそうです。

★ことばの力でうつ病を治す認知行動療法
磁気刺激や脳深部刺激(DBS)も良いですが、私が一番興味をもったのは、認知行動療法です。
カウンセリングの言葉の力で、訓練すると、DLPFCが活性化され、へんとう体の暴走を抑えてうつ病が改善されるといいます。どんな訓練なのでしょう。

私自身はうつ病とは無縁で、身辺にうつ病の人もいないので、あまり興味がありませんでしたが、認知行動療法は知りたいです。勉強してみようと思います。
薬も磁気も不要で言葉でうつ病を治すことができるなんて、こんな良いことはありませんから。

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posted by 元気ナース at 02:23 | Comment(0) | うつ病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月27日

血液検査でわかるうつ病 NHKあさイチ

前回は、血液検査でわかる脳梗塞について、書きましたが、同じ日(211年12月27日)にNHKあさイチで、うつ病血液検査でわかることが放送されました。

うつ病患者と健康な人の血液(血漿部分)に含まれる代謝物質を検査したところ、うつ病患者は健康な人に比べて、血漿中のEAP(エタノールアミンリン酸)の濃度が低いことが分かったというのです。
EAPは喜びや快感にかかわる神経物質とのこと。
EAPががうつ病のバイオマーカーとして使える可能性があるとの発表が、今年の5月に発表されたばかりです。

うつ病の診断は今まで、医師による問診のみでしたので、必ずしも正確な診断や治療が行われてはいませんでした。
番組でも、うつ病と診断された女性が、うつ病の薬を飲んでも一向に改善が見られず、EAPの検査を受けたところ、うつ病ではなく、気分変調症だということがわかり、適切な薬物療法で、改善されたことが放送されました。

このように正確な診断ができて、適切な治療に生かされるのは良いのですが、検査が簡単なことから、
会社の健康診断の項目に入れられた場合、うつ病差別になるのではないかと心配する声もあるようです。
難しいものですね。

関連記事>>うつ病の血液診断の光と陰 日系ビジネス

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