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2015年11月30日

大腸がん予防効果をアスピリンで検証する大規模臨床試験開始

解熱・鎮痛薬としてなじみのあるアスピリンが大腸がんの予防に効果があるらしいです。

このニュースの題名を見たとき、がん治療薬としてではなく、予防ということで
疑問に思いました。

大腸がんになりたくない人がなんでもない時にアスピリンを飲んでどうする?
って思ったのです。

でも私の早とちりでした。

臨床試験参加者は、大腸のポリープ(線種)を切除した40〜60歳の人だけです。
ポリープの大きさが1センチ以上なら、25%の確率でがんになるとされているからです。

これなら納得です。みなさん喜んで参加するのではないでしょうか。
多少の副作用はあるものの、アスピリンなら、安全性は確認されている、普通に
飲まれている薬ですからね。

◆臨床試験をする研究チーム

国立がん研究センター(東京都)や大阪府立成人病センターなどのチーム。

※医療ニュースを見ていると、国立がん研究センターは実に様々な研究を発表していますね。
国立の施設でこんなに頑張って成果を上げている研究所は珍しい気がします。

◆試験方法

大腸ポリープを切除した40〜69歳の7000人を対象に、アスピリンを飲ませて予防効果を確認する。

日本医療研究開発機構の支援で、2015年10月に始まっていて、
研究チームの代表を石川秀樹・京都府立医大特任教授が務め、全国約20施設が参加しているとのこと。

石川秀樹教授の著書はこちら⇓⇓(他の本はみな売り切れでした。人気なんですね。)


◆これまでの経過
数百人規模の研究ではすでに確認されているアスピリンの予防効果をさらに詳しく調べて
予防法の確立を目指すこととなりました。

別の病気の治療に使う薬でがんを予防する試みは初めてという。

※すでに別の病気に使われている治療薬でがんの治療に使われる実験は数種類あったと思いますが、予防というのは確かに初めてかもしれません。

◆アスピリンとは

アセチルサリチル酸のことで、始めはドイツのバイエル社の商品名でしたが、あまりに有名になって非ステロイド性抗炎症剤の一般的な名前になってしまいました。

皮膚の血管を広げて熱を早く拡散する作用があり、鎮痛・解熱、抗炎症剤として有名です。

その他に血液をサラサラにする抗血栓作用があり、私の姑をはじめ多くの高齢者に飲まれています。

血液をサラサラにするがゆえに、出血しやすいという副作用があり、消化管出血や脳出血になることがあるのが欠点です。

◆まとめ
どういう作用で大腸がんの予防になるのかを知りたいです。

それにしても、がんになりそうな人のために、もう別の病気の治療に使われている薬が予防薬になるのは開発コストも安くすみ、飲む人も安心して飲める最高の薬になると思います。

もっと続々とそういう薬が発見されればいいなと思いました。

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posted by 元気ナース at 10:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 腫瘍 がん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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