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2015年11月11日

膵臓がんの早期発見検査法開発!あるタンパク質の減少に着目

膵臓がんは早期発見が難しいため、発見されたときは手遅れのケース
が多く、生存率が非常に低いがんです。

私の大学時代の友人も膵臓がんで亡くなりました。

この度は、膵臓がんを早期に発見できる精度の高い腫瘍マーカー
が発見され、その検査キットの開発に成功したのです。


◆開発者

国立がん研究センターの本田一文ユニット長らのグループ

論文は英電子版科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。

◆発見までの経緯

初期の膵臓がん患者97人と健康な61人の血液の成分を比較したところ、
がんになると約6割に減少するタンパク質が見つかった。

膵臓がんになるリスクが高い慢性膵炎でも同程度の減少が見られ、
国内多施設共同研究および米国国立がん研究所との共同研究によって

このタンパク質が、既存のバイオマーカーと比較して、早期膵がんの検出に高い有用性が期待できることを確認 。
測定の実用化に向け、少量の血液でこのたんぱく質の濃度を測る簡易キットの開発に成功 したというものです。


◆あるタンパク質とは

アポリポプロテインA2(apoA2)アイソフォームのこと。

このタンパク質は善玉コレステロール(HDL)を形成するタンパク質で、健常人には血液中に一定量存在しますが、
本田ユニット長らの研究グループがこれまでの質量分析結果から、apoA2アイソフォームが
膵がんや膵がんリスク疾患の患者で低下することを見出したのです。

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◆なぜ膵臓がんになるとapoA2アイソフォームが減るのでしょう。

善玉コレステロールは肝臓で作られるのですから、肝臓がんで減るならわかるのですが、どうして膵臓がんで減るのでしょう。

そのことはまだ分かっていないようです。

◆今後の見通し

神戸大病院、埼玉医大国際医療センターと協力し、今後2年間かけて約1万人を目標に検査を続け、実用化を図るとのこと。

2年で実用化したらいいですね。
膵臓がんで亡くなった人は、1980年には7835人でしたが、2014年には約4倍の3万1716人に増えたそうです。

その原因も追求する必要があると思われますが、早期発見によって死亡する人が減ることが期待されますね。

(ソース:膵臓がん早期発見に道、新高精度マーカー検査キット開発 2015年11月11日 読売新聞)

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posted by 元気ナース at 18:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 腫瘍 がん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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