患者に使うと、抗がん剤の効果がまた高くなることが分かったそうです。
◆発見者
慶応大の大家基嗣(もとつぐ)教授(泌尿器科)らのチームが発見。
京都市で開かれている日本癌(がん)治療学会で発表した。
大家基嗣教授は腎臓がんの賢威のようで著書がたくさんあります⇓⇓
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◆実験方法
進行した前立腺がんの標準治療に使われる抗がん剤ドセタキセルは
繰り返し使用していると、だんだん効きにくくなるのですが、
チームは、リバビリンを併用するとドセタキセルが再び効くようになる
ことをマウスで確認しました。
そのうえで、ドセタキセルが効かなくなった60〜80代の患者5人を対象に、
リバビリンを1〜2週間のんだ後にドセタキセルを点滴する併用療法の臨床試験を
実施したのです。
※リバビリンがなぜ選ばれたのでしょうか。その前に色々な抗がん剤を試した結果
リバビリンに到達したのでしょうか。そこのところがわかりません。
◆実験結果
5人のうち2人の腫瘍(しゅよう)マーカーの値が下がり、がんの進行が抑えられた
ことがわかりました。
1人が骨に転移したがんが消えていたといいます。
※この1人というのが腫瘍マーカーが下がった2人のうちの1人なのか、その2人
とは別の1人なのかはっきりしません。ヤフーニュースでも朝日新聞ニュースでも
全く同じ文面で、分かりませんでした。
いずれも大きな副作用はなかったとのことです。
◆まとめ
リバビリンはすでに肝炎の薬として承認されているのですから、安全性が確認されていると
いうことです。 もう少し臨床試験をして効果が確認されれば、すぐにでも治療に使える
ことでしょう。
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