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2014年11月18日

高倉健の死因・悪性リンパ腫とは?症状と原因その治療法について

今朝のニュース(2014年11月18日)で各放送局が一斉に高倉健さんの
死亡を伝えました。


高倉 健さんは、次回作の準備中、体調不良により都内の病院に入院し
、治療を続けていたのですが、

容体が急変して、11月10日午前3時49分に、亡くなったとのこと。
病名は、悪性リンパ腫、83歳でした。



葬儀は故人の遺志により、すでに近親者のみで済ませたとのこと。
健さんらしいですね。

83歳と言えば、もうご高齢、仕方ない気もしますが、残念に思う人
も大勢おられることでしょう。

ところで健さんの命を奪った悪性リンパ腫について調べてみました。



◆悪性リンパ腫とは

悪性リンパ腫(あくせいリンパしゅ、ML:Malignant Lymphoma)は、
血液のがんで、リンパ系組織から発生する悪性腫瘍である。


なんだか難しそうな病気ですね。
まず、血液の癌は医学上 ひらがなで「がん」と書きます。

リンパ腫に良性はないので必ず悪性リンパ腫になるとのこと。

リンパ系組織から発生するといいますが、
リンパ系とは


◇リンパ系のしくみ

血管と同様に、リンパ管も全身に張りめぐらされており、
この中をリンパ液が流れています。これをリンパ系といいます。


このリンパ液は、からだの組織間にある液体(組織間液)
が集められたもので  毛細リンパ管は集合して、より太いリンパ管
になって、最後は1本の太い管になって、くびの下にある鎖骨下静脈
(さこつかじょうみゃく)につながり、ここから静脈に流れこみます。

リンパ液は、一般に無色・透明のサラサラした液体ですが、
腸管近くのリンパ液は、腸管から吸収された脂肪を含むために、
白く濁っています。

つまり血液とは別に流れているリンパ管とリンパ液がリンパ系ですね。

◇リンパ系の働き

リンパ節は、体内に侵入してきた細菌が全身に広がらないように、
感染をくい止めています。

リンパ節とはリンパ管が合流して太くなる部分が節のようになって
いる部分で、全身に約800個あります。

リンパ系は人間を細菌や毒から守る大事な役目をしているのです。

そして、悪性リンパ腫とは、リンパ液に含まれているリンパ球という
細胞が異常に増えて、首やわきの下のリンパ節がはれたり,
身体の一部にしこりができる病気なのです。

◆悪性リンパ腫の症状

一番多い症状は、リンパ節がはれること。
リンパ節の多い、首,わきの下,足の付け根などが外から触れて
わかりやすい場所です。痛みはありません。
細菌感染でもリンパ節がはれますが、直径が1.5cm以上あることが目安です

●その他の症状は,発熱・体重減少・寝汗が多くなる,などがあります。

●胃や大腸のような消化管にしこりや潰瘍ができたり,肝臓や脾臓などの
お腹の臓器がはれる場合もあります。

●胸の中の縦隔という気管や食道の近くがはれることもあります。
まれにリンパ節以外がはれてもリンパ腫である場合があります。

なかなか診断がむずかしそうですね。


◆悪性リンパ腫の原因

原因ははっきりとはわかっていないが、ウイルス説・カビ説・遺伝説などが
あり、 自己免疫疾患(シェーグレン症候群や慢性甲状腺炎など)と合併しやすい
リンパ腫があることも知られています。

最近では放射能も原因の一つではないかと言う医師もいます。

小児白血病、絨毛癌などと並んで、悪性腫瘍の中では、比較的抗がん剤が
効きやすいそうです。


◆治療方法

悪性リンパ腫は大きくはホジキンリンパ腫と非ホジキンリンパ腫にわかれ,
それぞれがさらに病型がわかれます。

ずいぶん複雑なのですね。

したがって治療方針は病型と病気の広がりにあわせて決定します。

患者さんに対して行われる主な治療法

1.化学療法(抗がん剤)
2.放射線療法
3.モノクローナル抗体療法
4.造血幹細胞移植

また,同じ悪性リンパ腫でも,ゆっくり進行するものから早く進行するものまで
あるので、はれの程度が少なく,進行が遅いと考えられる場合,
治療をせずに様子をみる場合もあります。

※モノクローナル抗体療法とは
モノクローナル抗体とは同一種類の抗体が集合したもので単クローン抗体とも言う。
クローン技術で同じ抗体をたくさん作り、がんをやっつける療法だと思われます。

色々な治療法があるのですね。

◆悪性リンパ腫の発生率

ウィキペディアによるとデータは古いですが、
日本人の2000年における年間推定患者数は約1万3000人、で
発生率は10万人に約10人程、つまり1万人に約1人。
欧米人は10万人に約20人程、つまり1万人に約2人。

欧米人の方が日本人の2倍も発生するというのは、どうも食生活に関係
するような気がしますね。いずれも近年増加傾向にあるようです。

しかし、全体の癌発生率が2人に1人は癌になることから思うと
悪性リンパ腫が発症する確率はかなり低いと思われます。

リンパ腫は全身に発生するため、治療を行ってもがん細胞が完全に
消えたことを証明することはできません。

そのため、白血病と同様「完治」という表現はせず、
腫瘍が検出できなくなった時点で「緩解(寛解)・かんかい」
したと表現します。

したがってがん細胞が残っていることがあり、再発の危険性があります。

なんとなく白血病と似たような病気のように思われますが、発生率では
わが国の白血病発生率は年々増加傾向にあり、2009年では年間人口10万
人当り 6.3人(男7.8人 、女4.9人)で、年間約7,900名が死亡している
そうですから、白血病よりは少ないのですね。

まだまだ研究開発が必要な病気です。

高倉健さんのご冥福をお祈り申し上げます。

(出典:慶應義塾大学医学部血液内科ホームページ、
家庭の医学 ウィキペディア 他)

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posted by 元気ナース at 18:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 腫瘍 がん | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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